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ジャパニーズジンの特徴3つ|他のジンとの違いを解説

「ジャパニーズジン」って、じつは公的な定義がないんです。決まりがないのに、飲めば違いはすぐわかる。しかも、ちょっと不思議な立ち位置のお酒なんですよね。

そこでこの記事では、ジャパニーズジンの特徴と他のジンとの違いを整理します。さらに、和素材の楽しみ方とおすすめの飲み方まで紹介しますね。そして読み終えるころには、次の一本がぐっと選びやすくなっているはずですよ。

この記事でわかること

  • ジャパニーズジンと他のジンの、はっきりした違い3つ
  • 和素材のボタニカルが生む、香りと味の特徴
  • 代表銘柄で見る、味の方向性のちがい
  • 今日から試せる、おすすめの飲み方3ステップ

よくある疑問・悩み

お酒屋さんの棚の前で、足が止まった経験ってありませんか?ラベルには柚子や山椒の文字。だけど、他のジンと何が違うのかは書いていないんですよね。

じつは、つまずくポイントはだいたい共通しています。たとえば、こんな引っかかりです。

  • 「和素材」って書いてあるけど、普通のジンと何が違うの?
  • 山椒や檜の香りって、正直どんな味か想像がつかない
  • せっかく買っても、どう飲めばいいのか迷ってしまう

じつは、どれもちゃんと理由があるんです。つづいて、違いを知るとなにが変わるのかを見ていきましょう。

なぜ「ジャパニーズジン」の違いを知ると得なのか

まず、違いがわかると失敗買いがぐっと減るんです。なぜなら、ジンは値段の高さより味の方向性で好みが決まるから。だから「高いほうを選ぶ」より「好きな香りを選ぶ」ほうが近道なんですよね。

たとえば、柑橘が好きなら柚子の強い一本。一方で、お茶の渋みが好きなら玉露や煎茶が入った一本。好みの軸がひとつ決まるだけで、棚の見え方が変わります。

ちなみに、日本のジンの歴史は意外と長いんですよ。1936年には、サントリーの前身が国産ジンを発売したと紹介されています。ですから、和のジンは急に生まれたわけではありません。

とはいえ、流れが大きく変わったのは2016年。つまり、京都蒸溜所がジン専門の蒸溜所として動き出してからなんです。そこから和素材のジンが、一気に増えていきました。

もちろん、正解はひとつではありません。つづいて、違いを3つに分けて整理しますね。

まず、5大ジンの種類について知りたい方はこちらから

ジャパニーズジンと他のジンの違い【基本の解説】

そもそもジンの定義は、かなりゆるい

じつは、ジンのルールは意外なほどシンプルなんです。EUの規定では、ジュニパーベリー(=ジンの香りの核になる実)の風味が主役であること。そして、アルコール度数が37.5%以上であること。つまり、おもにこの2つが基本とされています。

一方で、日本の酒税法にはジンの細かい定義がありません。そのため、ウォッカなどとまとめて「スピリッツ」に分類されるだけなんです。ちなみにウイスキーには2021年に業界の自主基準ができましたが、ジンには同じような基準がないんですよね。

つまり「ジャパニーズジン」は、公的な線引きではありません。日本で造られ、和の素材が香るジンという受け止め方が中心。まず、ここが出発点になります。

違い①:ボタニカルに「和素材」を使う

まず、いちばんわかりやすい違いがここなんです。ボタニカル(=風味づけに使うハーブや植物素材)に、日本ならではの素材が入ります。柚子、山椒、玉露、煎茶、桜、檜、生姜、赤紫蘇。実際に、名前を見るだけで香りが浮かんできませんか?

とはいえ、山椒や檜の香りって想像しにくいですよね。ざっくり言うと、山椒は舌にピリッと残る余韻。そして檜は、ひのき風呂を思い出すような清々しさです。

つまり和素材は、香りに「余韻」を足す役割なんですよね。だから飲み込んだあとに、ふわっと戻ってくる香りが楽しめますよ。

違い②:ベースのお酒にも個性がある

じつは、土台になるお酒も一律ではありません。ロンドンドライジンは、クセの少ない穀物のスピリッツが基本。ところが京都蒸溜所の「季の美」は、お米のライススピリッツが土台なんです。

そしてベースが変わると、口当たりのやわらかさも変わります。だから同じ和素材を使っても、印象がずいぶん違って感じられるんですよね。

違い③:蒸溜のしかたが、とにかく繊細

最後に、3つめは造り方の違いです。たとえば「季の美」は、11種のボタニカルを6つのグループに分けます。そして別々に蒸溜し、あとからブレンドするそう。つまり、素材ごとのいい部分だけを取り出す発想なんですよね。

ちなみに、素材ごとに蒸溜器や方法を使い分ける造り手も少なくありません。さらに、素材別に蒸溜してブレンドする造り。じつはEUの「ロンドンジン」の定義からは外れるとされています。だからこそ、枠に収まらない個性が生まれる。これ、けっこう驚きですよね。

ロンドンドライジンとの違いを、表で整理

ここまでの話を、一度ならべてみますね。実際に比べてみると、性格の差がよく見えてきます。

項目ジャパニーズジンロンドンドライジン
決まり公的な定義はないEUに細かい規定がある
主な素材柚子・山椒・お茶などの和素材柑橘やスパイスが中心
ベース米など、造り手が選ぶクセの少ない穀物スピリッツ
蒸溜素材ごとに分けることもまとめて再蒸溜が基本
味の印象香りが立ちやすく、繊細ジュニパーの骨格がはっきり

もちろん、どちらが上という話ではありません。むしろ、役割がちがうんですよね。カクテルの土台にはロンドンドライジン、香りを主役にしたい夜には和のジン。そんな使い分けもできますよ。

今日からできる、ジャパニーズジンのおすすめの飲み方

もちろん、難しい道具はいりません。まずは3ステップで、香りの違いを確かめてみましょう。

ステップ1:ソーダ割りで香りを確かめる

まず、グラスに氷をたっぷり入れます。ジン1に対して、ソーダは3〜4が目安です。炭酸は氷に当てず、グラスの内側を伝わせて注ぐと泡が長持ちしますよ。じつは、和素材の香りがいちばん素直に出る飲み方なんです。

ステップ2:ジントニックで甘さを足す

次はトニックウォーターで割ってみましょう。そして比率は、同じく1対3くらいから。ここに柑橘をひと搾りすると、香りの輪郭がぐっと立ちます。

ステップ3:少量をストレートで味わう

最後は、ほんの少しをそのままで。ちなみに冷凍庫で冷やすと、とろりとした口当たりになります。ここでやっと、造り手の設計が見えてきます。また、チェイサーのお水も一緒に用意しておくと安心ですよ。

合わせる料理も、気軽に考えて大丈夫ですよ。たとえば、唐揚げや焼き鳥のような香ばしい一皿。じつは柚子や山椒の香りが、脂をすっと流してくれるんです。

一方で、お刺身や冷ややっこのような繊細な味には、すっきり系がよく寄り添います。食事に合わせると、ジンの見え方が変わります。

はじめてジャパニーズジンをソーダで割った日を、いまでも覚えています。ひと口飲む前に、柚子の香りが先にふわっと届いた瞬間。じつは、あの一杯でジンの見方が変わったんです。

ちなみに、無理のない量で楽しむのがいちばんおいしい飲み方ですよ。お酒は20歳になってから、ゆっくりとしたペースで。

まとめ

ジャパニーズジンの違いは、和素材・ベースのお酒・繊細な蒸溜の3つに整理できます。そして決まった定義がないぶん、造り手の考えがそのまま香りになるんですよね。つまり、好きな香りを軸に選べば、失敗はぐっと減ります。

そして、和のジンは今も増え続けています。だから「今日の気分に合う一本」を探す楽しみも、どんどん広がっていくんですよ。

まずは一本、気になる和素材が入ったものから。今夜の一杯が、少しだけ特別になります。

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では、またの記事でお会いしましょー!
さあ、かんぱーい!

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